書評:ONE PIECE勝利学_山田吉彦




まずは書籍情報

書籍名:ONE PIECE勝利学
著者:山田 吉彦
出版社:集英社インターナショナル
内容紹介(AMZONより抜粋):ONE PIECEのリアリティにせまる! ONE PIECEと海賊の真実にせまる!ONE PIECEで人生に勝利する!
ギネスブックにも載る世界的人気コミック『ONE PIECE』に関するミステリーを解き明かしながら、生きることの意味を考える、「勝利学シリーズ」最新作。
ルフィ、ゾロ、ナミたちが教える、「冒険心の大切さ」「生きていくための知恵」「リーダー論」「未来への指針」「夢をかなえる方法」「友情の大切さ」
――コミックからの名シーン、感動のセリフをたっぷり交え、人生に勝利する方法を楽しく伝授する。
 

ONE PIECE勝利学から学んだこと

はじめに

著者の山田さんは現役の大学教授!しかも海洋学部!ということで出てくる話の説得力がすごくある。

第1章 『ONE PIECE』とは何か?

実際の歴史とONE PIECEを重ね合わせて、時代背景や事件などの説明を授業に使うんですって!!そんな授業出てみたい!!
著者の考察だと18隻前半なんですって!
・植民地制度や奴隷制度は世界政府や天竜人という絶対支配者の存在を。
・双子岬においていかれたラブーンというクジラを覚えていますか?なぜラブーンがクジラだったのか?ほかの生き物でなかった理由は・・・?などなど
ルフィの仲間たちが彼らでなければならなかった理由を船乗りの立場から解説したり、正義とは何か?『麦わらの一味の正義』『海軍の正義』『それぞれの海賊団たちの正義』の話だったりONE PIECEを深く楽しむためのベースを語ってくれます。

第2章 『ONE PIECE』のモデルになった海賊たち

有名な話だと思いますが、ONE PIECEの主要キャラは実在の海賊をモチーフにしていると言われています。それを細かく説明をしてくれいます。
海賊は『悪なのか?善なのか?』という問いに、どちらでもない!立場によって見え方は違ってくると。母国のお墨付きをもらった私掠船(しりゃくせん)(王下七武海にそっくり)は他国の船を襲っても上納金を納めれば母国では英雄になります。他国したら悪魔のような存在になります。

第3章 『ONE PIECE』に学ぶ勝利への航海

自分だけで、できることは小さいだけど『人を信じ、仲間をつくる』ことが重要である。ルフィは、よくこのような趣旨のセリフを言っていますよね。
ルフィは仲間の過去を忘れ、これからを信じる。信じたら信じぬくそして本音でぶつかる。そうすることにより仲間ができる・・・
ルフィの最大の力とは・・・『人を巻き込み、味方にすること』どのエピソードでも、どんどん仲間を増やしていきますよね!クロコダイルもいつも間にか共闘していましたし!!
ルフィは食べた悪魔の実はなぜゴムゴムの実だったのか??・・・で締めくくりでした。

まとめ

漫画が結構好きなので色々と読んでいるのですが、この本に書いてあることが本当で、大航海時代と呼ばれた時代背景やその当時の海賊たちの想いなどをくみ取ったうえでのストーリー展開やキャラ設定やセリフを決めていると考えると作者の尾田さん・・・凄すぎでしょ!!漫画家って皆さんここまで研究して漫画書いているのかなぁ?
そうであるなら取材で休載は絶対にしょうがない。

Facebookページにいいねをお願いします。 

このBLOG面白いなぁ~。参考になるなぁ~って思ったら未来の育て方のFBページにいいね!してくださいね。 更新情報や日々の気づいたことをUPしています。 未来の育て方のFBページはこちら