過去にとらわれてはいけないって!「不動心」著_松井秀喜より

アメリカでもっとも有名な日本人の一人と言っても過言ではない人・・・元プロ野球選手の松井秀喜。野球の実力・実績もさることながら人間性に魅力を感じていたファンも多かったのではないでしょうか。Googleで検索すると本当にたくさんのエピソードが出てきます。
そんな松井秀喜の著書である「不動心」を読んでいて感じたことを少しだけ・・・まだ半分しか読んでいないのですが既に再読決定の名著です。彼が書いた他の本も「ポチ」完了しました。今から楽しみ!
プロダーツプレイヤーで『メンタルが弱い・・・』『長期的な視線で考えたい』って人は必読の内容です。

まずは書籍情報

書籍名:不動心
著者:松井秀喜
出版社:新潮新書
内容紹介(AMZONより抜粋):左手首骨折という選手生命を脅かすほどの大怪我から、見事な復活を遂げた松井秀喜。その陰には、マイナスをプラスに変える独自の思考法があった----。コントロールできることとできないことを分ける、悔しさはあえて口に出さない、7割の失敗と上手に付き合う......など、戦い続けるなかで身につけた松井流「心の構え」を初めて明かした書。




過去にとらわれない!大切なのは今と未来!

今回は書籍の中から3つのエピソードを!

でもそれを悲しいとは思いません。・・・・以前と同じように動かないのならば、工夫して、練習して、トレーニングしてをして骨折する前よりすごいバッターになればいい。
「不動心」P17 著_松井秀喜より 

2006年5月11日(現地)のレッドソックス戦の守備中に左手首を骨折して翌シーズン前に感じたことだそうです。見た目は完全に治っているように見えても、骨折前と同じ状態になることはないんですって。
以前の感覚を取り戻そうとしてもそれはできない、なので過去に戻ろうとしないで、『現状を受け止めて未来へ進む』という選択をしてるんですね。
本田圭佑もCSKAモスクワ時代に怪我をした際に『怪我はチャンス』といいリハビリの強化により肉体改造に成功したらしいです。
ダーツの調子が悪いと感じた時も変化のチャンスと捉え、過去よりも未来をみたいものです。だって過去はどんなに頑張っても変わらないから・・・


失敗と上手に付き合っていくためには、やはり「どうにもならないこと」ではなく「今、自分にできること」に集中するしかありません。
「不動心」P61 著_松井秀より 

野球の打者は3割以上の成功で『素晴らしい成績』と言われます。ただ裏を返せば7割も失敗しているんです。失敗は絶対にゼロにならない・・・ということは上手に付き合ったほうがよいんですよね!失敗はすでに過去のことなので、それに捕らわれてはいけない。
ダーツも失敗だらけな競技なので、いちいちイライラしててはよいパフォーマンスは発揮できないですからね~大切なのは今です。


悔しさは胸にしまっておきます。そうしないと、次も失敗する可能性が高くなってしまうからです。コントロールできない過去よりも、変えていける未来にかけます。
「不動心」P65 著_松井秀より 

これは人それぞれかなぁ~と思いつつも私も同じ考えなので・・・悔しい思いや失敗した理由を口に出してしまうとそのことに感情を取られてしまいその感情が長続きしちゃんですよね~
口に出すか出さないかは自分でコントロールできるので、感情をコントロールする訓練にもなるのでは?って思っています。
私は普段から感情を表に出さないようにしているので不機嫌そうに見えるらしい・・・

まとめ

文章に人柄がにじみ出ている感じで優しい気持ちになれる本です。
そして本人がメンタルトレーニングを実践しているかのようなエピソードがたくさん出てきます。今までスポーツ選手に関する書籍を多数読んできましたが、秀逸でした!
メンタルを強くしたいという方にはぜひ読んでほしい一冊です。

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