普段からダーツを投げている人に全く参考にならないけど、世間ではダーツを投げない人のほうが多いので・・・
まずはプロのダーツプレイヤーとは?
プロを名乗るにはプロダーツの団体が発行しているプロ資格を取得する必要があります。団体は2つありSoftDartsProfessionalTourJAPANともうひとつの団体がSOFT DARTS PRO TOURNAMENT 「PERFECT」です。
選手はこのどちらかに所属するようになります。ゴルフやビリヤードやボーリングに近いのかなぁ〜野球やサッカーみたいにプロチームと契約をするわけでないんです。
プロダーツプレーヤーの収入は大きく分けて3つ
賞金
SoftDartsProfessionalTourJAPANは年間18戦あり、各大会の成績により賞金(JAPANは出演料と表現)があります。さらに年間ランキングに応じた賞金があります。
各大会の賞金
*JAPAN(男性・女性エントリー可)
順位 | 優勝 | 2位 | 3位タイ | 5位タイ | 9位タイ | 17位タイ |
---|---|---|---|---|---|---|
金額(円) | 120万 | 60万 | 30万 | 15万 | 10万 | 1.5万 |
*JAPAN LADIES(女性のみエントリー可)
順位 | 優勝 | 2位 | 3位タイ | 5位タイ | 9位タイ |
---|---|---|---|---|---|
金額(円) | 50万 | 20万 | 8万 | 3万 | 1.5万 |
年間ランキング
JAPANは2シーズン制なので以下は半期の金額になります。
JAPAN
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位~8位 | 9位 | 10位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
金額(円) | 150万 | 125万 | 100万 | 75万 | 50万 | 45万 | 40万 |
順位 | 11位 | 12位 | 13位~16位 | 17位~24位 | 25位~32位 | 33位~48位 | 49位~100位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
金額(円) | 35万 | 30万 | 25万 | 7.5万 | 5万 | 2.5万 | 1.5万 |
(49位~100位は次年度更新時に割引となります。)
JAPAN LADIES順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
---|---|---|---|---|---|
金額(円) | 75万 | 50万 | 25万 | 20万 | 15万 |
順位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位~16位 | 17位~64位 |
---|---|---|---|---|---|
金額(円) | 10万 | 7.5万 | 5万 | 2.5万 | 1.5万 |
(17位~64位は次年度更新時に割引となります。)
男性で全戦優勝したとしてMAX2,460万円の賞金になります。まぁ前線優勝はありえないので賞金では6〜700万円程度が最高額でしょう。スポンサー
ダーツグッズのメーカやダーツバーやダーツ関係会社やダーツ愛好家の富裕層がスポンサーについてくれます。サポート内容は複数あって物品提供・月額費用・成績に応じた報奨金・食事会・イベント斡旋だと多岐に渡ります。
賞金が稼ぐことが難しいので、スポンサー料というのは非常に重要になってきます。
スポンサー費用だけで年間1,000万円OVERの人気選手も・・・
ただ、一般企業がほとんどついていないので、狭い業界・マイナー競技なんだなぁと実感します。第二の錦織圭くんになって欲しい!
イベント
ダーツバーの周年イベントや常連さんへの還元パーティや出張レッスンなどいろんな形態であります。基本は店舗に行ってイベントを盛り上げるのが仕事になります。拘束時間や内容・人気の度合いによってイベント費用は様々です。イベントをたくさん入っているプロもいてそれだけで生計が立つんじゃないかと思っています。地方だとイベント代にプラスして交通費と宿泊費などがかかるのでなかなか呼びづらいのが現状です。
まとめ
トッププロと呼ばる層でも上記の収入だけだと数千万の収入です。ここから遠征費用や体のメンテナンス・トレーニング費用などがかかってきます。海外の大会まで出るとなると年間200万円程度かかるんです。ダーツだけでご飯を食べられるくらいの収入を得ている人はほんとに一握りです。ほとんどのプロがダーツだけでは、ご飯にありつけないんです。
プロ資格保有者が3,000名弱いるのですが、ダーツだけの収入で生活をしている人って1%もいないんじゃないでしょうか・・・う〜〜〜んマイナー競技!
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