緊張っていけないこと?

練習中やホーム店舗では、バチバチに打てるのに試合になると・・・特にここ一番の場面になると・・・って人いませんか?
試合中に緊張して、本来の実力を発揮できない人ってすごく多いと思います。
私のそのうちの一人なんですが・・・・

緊張って本当にワルモノなのか?

『緊張したから入らなかった』『なんで緊張したんだろう?』『TOP選手ってメンタル強いから緊張しないのかなぁ?』『プレッシャーがかかると弱い』など緊張・プレッシャーに関しては誰もが一度は口にしていると思います。
だいたいが、『ワルモノ扱い』です・・・でも本当に緊張はワルモノなのでしょうか?緊張はしない方がよいのでしょうか?メンタル強い人は緊張しないのでしょうか?
私はそんなことはないと思っています。

緊張は誰でもするもの!!ゼロにしようとすることが間違っている??

『俺、緊張しないタイプ』と言っている人は、メンタルコントロールのスキルが非常に高い人か、そもそもやる気のない人だと思っています。
本当に緊張しない人っているのかなぁ
人は【試合・大事な場面・大きな商談・初めてやること】などは、緊張します。
なので緊張をゼロにしようとするのは無理なことだと思っています。
ダーツのトッププレイヤーの人たちと会話した時に聞いてみたら『毎回、吐きそうになるくらい緊張する』『緊張しないとだらけてしまい、試合に集中できない』『したくないと思っているけど、するものなので緊張した中でできることを考える』などの答えが返ってきました。やっぱり上手い人でも緊張するだな。
他のスポーツ系のコラムを読んでいても緊張をしたという内容のものはたくさんありました。

緊張はコントロールするためにできる3つのこと

世間でいうゾーンは緊張とリラックスのバランスが取れている時に入るものだと言われています。
過度な緊張はいけないので程度な緊張を保つようにするためにできる方法を記載します。

1.同じ体験を何回もする

初めての経験は、どんな人も緊張をしますが何度も同じような経験すると過度な緊張をしにくくなります。
だた、過度な緊張をするような場面はなかなか経験のできないので、足りない分はイメージトレーニングで補います。
試合会場などでは、人の試合を見る際は、その場で自分が試合していると思いながら見ると効果的だと思います。
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2.緊張しているという事実を受け入れる

これをできない人が多いと思います。
緊張しているのに『自分は緊張していない』『緊張しちゃダメだ』と思うのはやめましょう。
そう思うだけで余計に緊張してしまいます。
自分がなぜ緊張しているか、そのことを掘り下げましょう。
おすすめの方法は理由を書き出すことです。
『入らないこと・負けることがかっこ悪い』『初の中継台だから下手なダーツは見せたくない』『家族・スポンサー・ファンがたくさん応援にきているからかっこ悪い姿を見せたくない』『年間ランキングがかかっているから負けたくない』『勝ったことのない相手だからどうしても勝ちたい』など、なんでもいいのでたくさん書き出すと、結構すっきりします。
あとは、心の中で今の状況を実況するのもお勧めです。
両方とも自分の気持ちを客観的に見ることができるので、心が落ち着きやすくなります。

3.姿勢を整える

酸素をたくさん取り込むと副交感神経が刺激されてリラックスすることができます。
背筋が縮こまっていると酸素を取り入れにくくなるので姿勢を正して、深呼吸をして、たくさん酸素を取り入れるようにしましょう。
姿勢を整えれば、自信があるように見えるので一石二鳥です!!
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今回のまとめ

緊張は抑え込むのではなくて、取り込むよう・認めるように意識しましょう。
友達が近くで見てくれて緊張が和らぐなら『緊張しているから近くで応援してほしい』と素直に言いましょう。