でも『気にしないように』と考えているのは、めっちゃ気にしてるってことですよね?
試合中にめっちゃ入る時ってこのような状態ですか?
私はそうじゃないんですよ。どちらかというと無心・無音という感じです。
・・・というわけで、今回は気にしない為にできることを考えましょう。
あなたが気になる3つのこと
スポーツ心理学などの書籍を読んでいると 人が気になることは、他人・環境・出来事の3つに分けています。そしてこの3つを総称して『外界』と言っています。- 他人:対戦相手や対戦相手以外の選手や観客などの声・動き・音など
- 環境:会場の温度・湿度・照明・音響など
- 出来事:大きな音がした・雨が降っている・さっき悪いことがあったなど
この悪循環をスポーツドクターの辻さんは『外界にとらわれている』といいます。
辻秀一のWikiはこちら
外界にとらわれると何がいけないのか?
すごく単純なのですが 『外界を個人の力で変えたり、コントロールしたりするのは難しい!』なので外界にとらわれて、集中できない状態になるのってもったいないですよね?例えば、対戦相手・周り観客の行動をあなたが変えられますか?会場が暑いからといってあなたが涼しくできますか?過去のことを変えられますか?
う~~~ん・・・・私は、できません。そもそも人や運営に『変えて!』って言うの苦手ですし・・・
気にしない!にあまり効果の期待できないセルフトークとポジティブシンキング
この2つをやってますか??メンタルトレーニングで重要なこの2つでも『外界にとらわれた心を解消することはできない』んです。『気にしないように・気にしないように』って言っても結局気にしてるし、会場が暑い時に『暑いけど夏好きだし、暑いほうが調子よくなる(はず)』ってポジティブに考えても涼しくならないですよね・・・そもそも本気で夏に強いなら、暑いの気になりませんよね??
以前セルフトークについて投稿しているので参考に読んでくださいね。
大会は成長する場所!!
脳の3個の『NO』について(セルフトークへの応用)
普段ってどんな独り言をしていますか?
とらわれた心を解消するには・・・
ちょっとしたコツがあり、それは他人・環境・出来事に意味をつけないことなんです。意味をつけないと突然言われても???ってなりますよね・・・
例えば対戦相手の投げるのが遅い時に 『この選手、投げるの遅いな』・・・・ハイッ!!そこで考えるのはおしまいです。『ペースに惑わされないように』『投げるの遅いの苦手なんだよな』『私は私のペースで投げよう』『制限時間内に投げてるかなぁ?』などと意味をつけちゃダメなんです。
『この人は投げるのが遅いなぁ』で終わりにする!!そうするといつもより気にならなくなります。このいつもより気にならなくなるのが重要なんです。
人間は認知する脳が発達していて、さらに認知をするように教育されてきたので、どうしても なんでもかんでも意味をつけてしまうんですって!
試合中に突然やっても効果ないので普段の生活から気にする習慣つけると試合中に効果を発揮しますよ。
もちろん認知は重要ですよ。雨が降ってきたと認知したら傘をさす!赤信号と認知したら止まる。って認知⇒行動するために必要なので・・・これ以上は次回以降へ持ち越しです。
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