それって理由ですか?それとも言い訳ですか?・・・実は両方とも・・・


電車で移動をしていたときに、前の30代弱のカップルが喧嘩をしていたんです。
どうやら、待ち合わせに男性が遅れたようで・・・
『少し遅れたくらいでそんなに怒るなよ。』となぜか若干逆ギレ気味の男性に女性が「遅れてきたことに関してはもう怒ってない。でもその前に言うことあるでしょ?」と。
『理由言ってなかったね。準備しているときに、友達から電話かかってきて電話しながら準備してたら出る時間過ぎてたんだ。』
女性が完全に呆れた顔で「・・・もういいや」と・・・『なにその言い方?こっちは待たせちゃ悪いと思って急いできたのに・・・』
いやぁいいモノを見せてもらいました。完全にコントでした!
女性が求めていたもの・・・まず謝罪なのに・・・そりゃ女性も怒りますよね。会話の端々から「謝って」オーラを出してるのにまだ謝っていなかったとは、すごい人ですよね。

今回は理由と言い訳について私の考えを・・・

理由を言っている方としては言い訳をしているつもりは一切ないんですよね~
本人は理由を言っているつもりなんです。でもそれって理由じゃないんですよ!!
会場をうろうろしてると試合に負けた理由をたくさん言っている人がいますよね・・・こちらはそんなこと聞きたくもないのに・・・そんなことより、何をしたらもっと強くなれるのか?もっとうまくなれるのか?モチベーションを上げられるのか?って会話すればいいのに・・・わざわざ他の人に聞こえる場所で言わなくても。
この件についてはミックさんとよくケンカするんです。

その前に辞書で言葉の意味を調べてみた(goo辞書調べ)

理由
1 物事がそうなった、また物事をそのように判断した根拠。わけ。子細 (しさい) 。事情。
2 いいわけ。口実。
3 哲学で、論理的関係においては結論に対する前提、実在的関係においては結果に対する原因。根拠。⇔帰結。
言い訳
1 そうせざるをえなかった事情を説明して、了解を求めること。弁解。弁明。
2 (言い分け)言葉を別々の意味に分けて使うこと。
3 物事の筋道を説明すること。解説。
4 過失・罪などをわびること。謝罪。

なんと!理由の中に言い訳が入っているんです・・・

理由と言い訳って別の意味の言葉かと思っていたのですが、実は理由の意味の中に言い訳が入っているんです。ということは、本人は理由と思っていても相手の受け取り方しだいで、ただの言い訳なんです・・・

では、相手はどのようなときに理由(言い訳)と感じるのでしょうか?

結構簡単なことですが、相手に求められていないのに理由(言い訳)を言うことです。
あなたも思い出してみてください、まわりにこんな人いませんか?
できないこと・失敗したことを話す際にたくさんの理由を語る人っていませんか?
例えば、試合に負けた時に『あの一本が入っていれば!前の試合までは入っていた!最近寝不足だった!練習できていなかった!今は試していることがあるから!会場が寒い!集中が切れてしまった!』などなど、たくさんの理由を話してくれる人っていますよね・・・
試合に負けたときって悔しいのとお酒の酔いもあって失言の確率ってすごく上がるのでより一層注意が必要ですよね。
なので私は試合で負けたときに理由を自分から言わないようにしています。聞かれたら答えますけど落ち着くまで一人でうろうろしてるか、話しかけないでオーラを全開にしています。
私としては理由を話しているつもりでも『相手が言い訳と感じたら』それは言い訳になりますので・・・
ただ試合に勝ったときはどんどん理由を話してOKですよ。何がプラスになったのか!って話はすごく参考になりますからね。ただし、自慢にならないようにご注意を!
ネガティブな理由は胸の内にしまってプラスの理由を全開で語る!ということができるようになると嬉しいですよね!

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