脳の3個の『NO』について(セルフトークへの応用)

普段、自分自身・人にどのような言葉をどのような言葉遣いでかけていますか?
私は『言葉が直球過ぎてきつい』『正論を言われるので逃げ場がなくなる・・・』などとよく言われます。
以前はそれほど気にしていなかったのですが、最近は人にかける言葉を特に気にしたほうがよいのかなぁと思うようになってきました。

今回は、効果的なセルフトークのやり方について書いていきます。

セルフトークといっても何を言えばいいか分からない人は参考になると嬉しいです。
過去のセルフトークに関する記事:普段ってどんな独り言をしていますか?
セルフトーク以外にもコーチングや育児にも活用できるので活用範囲は広いと思います。
特に叱る場合はこれから書くことを意識するとよいでしょう。

脳には3個の『NO』⇒『理解できないこと』があります。

脳には理解できないことが3個あるんです。
それをセルフトークに活用することによって、セルフトークの効果が抜群に上がります。
そう考えるようになったのは、メンタルトレーニングやコーチングや育児について考えたり、調べたり、本を読んだりするようになってから、『脳は○○を理解できないので△△のように言い換える』ということをたくさん見かけるようになったからです。

3個の理解できないこと、それは・・・

1.脳は主語を理解できない

人に対して、『あいつ本当にダメだなぁ』『あの人キライ』などはよく口にしていると思います。
人の悪口を言った時に脳は自分が言われた時と同じ状態になるんですって・・・
文句ばっかり言っている人は自己評価がどんどん下がり、それを隠すためにより攻撃的な口調になるんです。。『人を呪わば穴二つ』ということわざもあるんです。知らなかった・・・(意味はこちら
逆に人を褒めると自分も褒められたと勘違いするんです。これはいい傾向!!
なので自分のためにも人をもっともっと褒めてましょう。自分のためと思えば褒めやすくなるかも

人に説教じみたことをいう時って不思議とほとんど自分の治したいことだと思うんですけどそれと同じ感じですかね~

2.脳は時間を理解できない

意外なことなのですが、時間の概念がないらしいです。
確かに過去のイライラした話をしていると、当時のイライラを『今』思い出しますし、未来の話をしていると『今』不安になったりします。
過去・未来は関係なく、『今』の感情を大事にしていきたいです。
過去・未来にとらわれずに『このBULL外れたら負けてしまう・・・』『いつも試合で入らないから今日も』ではなくて『今』できること・するべきことにフォーカスしましょう。

3.脳は否定を理解できない

否定をされると逆にその言葉が強く残ってしまい逆にすごく印象に残ってしまいます。
ダメだと言われるとすごく興味を持ってしまうんですよね・・・
『そこの扉開けちゃダメ』と言われると開けたくなる・・・
日本人にお馴染みの『鶴の恩返し』がまさしくって感じですね。
子供に『走っちゃダメ』と言っても聞かない・・・むしろ走りまくる・・・
人の脳は言葉にとらわれやすいので否定→肯定を使うようにするとよいです。
開けちゃダメ→閉めたままにしておいて
走っちゃダメ→歩こう
分かっているけど、どうしても否定形で話してしまいます・・・

まとめ

セルフトークの際は『自分も他人も褒める』『今に生きる』『肯定形』を意識するとセルフトークの効果が上がるってことですね。
セルフトークの際に自分自身や人にどのような声かけをすると効果的か分かりましたでしょうか?
私も、毎日『あっ!!これダメなやつだ!!』と反省する日々です・・・
セルフトーク以外にもコーチングや育児にも活用できるのでもっともっと意識していきます。
あとは『3個の脳が理解できない』ことの例をあなたも考えてみてください。
1個でも例を作ると、忘れにくくなるので騙されたと思って是非やってみてください!!