スポーツ心理学 メンタル 日々伝えていること

未来の育て方が考えるメンタルトレーニングの５つの間違い

ダーツ大会会場をウロウロしているとメンタルについていろいろと耳に入ってくるのですが、なんか違うなぁってことが結構あるんです。
ということで少しまとめてみました。

１つ目：メンタル強くなると試合で１２０％の力が発揮できるようになる。

はい！ならないです。どちらかというと50％の実力しか出せなくなるのがすごく減ります。80～100％の状態をキープしやすくなるんです。下を打たないようになるんで実力をいつも発揮できるようになるんです。好不調の波が上のほうでキープできるようになるんですから、試合で負けにくくなります。そのあとに実力の上限を上げていくんです。

２つ目：すぐに効果がでる

はい！そんな魔法ではありません。どちらかというと何か月もかけて考え方や感じ方を変えていくイメージです。世界のトップ選手の考え方を真似ていき自分もそれに近づいていくんです。少しづつ少しづつ進んでいくんです。

３つ目：緊張しないようになる

緊張は悪いことじゃないんです。緊張は戦う準備です。緊張をしていることを受け入れる。どのような場面で緊張をするのか。緊張すると自分の身体はどう変化するのか。これを知るようにすれば、緊張と上手く付き合えることができるんです。

４つ目：ポジティブじゃないといけない

これ！幻想です…めっちゃつらいときにポジティブになることって無理じゃないですか…そんなバランスの悪いことはしないほうが心にいいですよね。ネガティブでもいいと思っています。最悪を想定してそれを対処する準備をするんです。それが成長につながるんです。

５つ目：試合に勝てないのはメンタルが弱いから

はい。ただの実力不足です。まずはこれを認識するのがスタートです。高い意識をもって練習を向かい続けるのもメンタルトレーニングの効果のひとつです。

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