書評_肩甲骨特集!!_コーチングクリニック2018年06月号

定期購読しているコーチングクリニックの特集が今回はなんと!肩甲骨!
ということで少しまとめてみました。
まずは特集について
Part1_肩甲骨の仕組みと役割について考える
Part2_肩甲骨周りの疲労をとりパフォーマンス向上につなげる
Part3_原因を見極め、段階的にアプローチする
Part4_肩甲骨の回転運動と健康上腕リズム
Part5_ヨガのポーズで肩甲骨を意識する
Part6_動物の動きで関節を強くする

肩甲骨の特徴

  1. 肩甲骨は浮いていて17個の筋肉がつながっている。すごく不安定な箇所
  2. 物を投げる動作や道具を使う競技は特に肩甲骨が重要。
  3. 一つ一つの筋肉が小さいので疲労がたまりやすい。
  4. トレーニングで強化するよりも、疲労を回復と調整をメインに考える。
  5. 猫背になると肩甲骨の機能は下がる。
スキージャンプなど上肢を使わない競技でも肩甲骨の機能が下がるとパフォーマンスに影響するんですって。なぜかというと上肢が動かないと下肢との連動が上手くいかない、跳躍時の全身のバランスが悪くなるから。と考えるとどのような競技でも、肩甲骨は重要ってことですね。
肩甲骨周りの疲労回復と可動性の向上方法は自分の身体とミックさんで実験中です。

ダーツと肩甲骨について

以前、体軸理論というのも勉強した際に、インナーマッスル(体軸筋)を優位にできれば、同じ動作をしても意識せずに大きな力が発揮できることを体感しました。本人は意識をしていないっていうのがミソです。本人はいつも通りのしているのに大きな力が出せるようになるんです。なのでどんどん軽く投げることができスローが安定するようになります。
体軸筋が優位な状態を体験するのは簡単なテストでできるので、いつか私に会った時に体感してもらいたいです。今のところ20人以上に試して全員体感してくれています。
肩甲骨可動性が高いと体軸筋が優位になりやすいので可動性は高いほうがよいと思っています。そして肩甲骨には肩甲挙筋と前鋸筋という体軸筋とつながっており、ここをほぐすと、たれ気味だったダーツが届くようになる可能性があります。
私が観戦で会場にいるときは、たいていミックさんの肩甲骨周りを刺激したりほぐしたりしています。
自分でもケアできるのに一向にしてくれないんです…

動作として肩甲骨周りの体軸筋を優位にするには、投げる前に腕をボードに向けて伸ばして、肩の根本から肘・手のひらを上にすると前鋸筋を優位に投げることができます。
あくまで投げる前に前鋸筋を優位にできるようになるのが重要だと考えているんですよね。ダーツが指から離れた後にこの前鋸筋が優位な形になっても…
プロでもセットアップ前にやっている人いますよね!意識しているのか無意識ないのか、全く違う理由でやっているのかは、正直知らないです。
だからといってこれが唯一の正解ではないんですけどね。あくまでインナーマッスルを優位にして投げる方法の一つです。

他にも足裏感覚を向上させる方法も面白い……
今一番の問題は私本人が一向に上手くならないことだな。

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