特にプロになりたての方や数年やっているけどスポンサーが全くいないという方が対象です。スポンサーも一般企業ではなくDarts関連会社(メーカー・ディーラー・店舗など)に絞っています。
なぜスポンサー獲得について書こうと思ったのか?
地元のプロ資格保有者(候補含む)や他地域のプロの方たちと話をしていると『スポンサー契約の内容』や『どういった流れで契約するのか』など全くと言っていいほど知らない人が本当に多いんです・・・なので少しでも足しになればと!スポンサー獲得のために様々な活動をすればそれがダーツ業界にとってもプラスにつながると思ったのでじゃんじゃん書いていきます。
まずはスポンサー獲得までの大まか流れ
①企業や一般人に知ってもらう⇒②企業の目に留まる・ファンになる⇒③スポンサー契約⇒④広報活動・広告塔⇒①に戻る・・・を繰り返す・・・マーケテイング用語の中で消費行動モデル『AIDMA』『AISAS』『Dual AISAS』などがあります。DartsPlayerが『ファンを獲得するために』『スポンサーを獲得するために』という観点で考えると『Dual AISAS』との相性が非常にいいと感じます。
『Dual AISAS』とは
AISASの登場から10年がたち、消費者とネットワークがより密接な関係になってくると、消費者は消費にまつわるさまざまな種類の情報をネットワークに流通させるようになり、ますますアテンションの奪い合いが激しくなりました。Dual AISAS Modelは、これまでのAISASに、アテンションにまつわる新たな消費行動を組み入れ、さらにモデル内に流れる情報と消費者が持つ興味の中身を明確に規定することで、現在の消費行動をより忠実に表現しています。
そこでDual AISAS Modelは、これまでのAISASを「『買いたい』のAISAS」という購買モデルとし、Attentionの周囲に回る情報拡散モデルを「『広めたい』のA+ISAS」として加えました。
~“Dual AISAS”で考える、もっと売るための戦略。より抜粋~
リンク:http://u-note.me/note/47488449
そこでDual AISAS Modelは、これまでのAISASを「『買いたい』のAISAS」という購買モデルとし、Attentionの周囲に回る情報拡散モデルを「『広めたい』のA+ISAS」として加えました。
~“Dual AISAS”で考える、もっと売るための戦略。より抜粋~
リンク:http://u-note.me/note/47488449
図にするとこんな感じ
DartsPlayerに当てはめるとこんな感じか??
『ファンを獲得するために』
スポンサーを獲得するには、まずあなたにファンがいないと意味がないです。のちのち書きますがスポンサーは企業で営利団体なので利益を上げないといけない・・・ということはスポンサーになったらその選手を通して自社製品の販売を増やす、もしくは企業イメージが上げるのどちらかがないと無駄な投資になってしまいます。ということはファンが多い選手のほうが絶対に有利なのです。Attention(認知):本来のDual AISAS ModelのAはActivate(活性化)のみですが、個人的に必要だと思うので、入れています。まずはあなたを知ってもらうんです。方法は人の道と法に触れなければほぼOKです。基本は大会で結果を残す・たくさんの店舗を行く・SMSやBlogによる情報発信(Darts以外でもOK)・自主企画イベント(練習会・ハウス規模の試合など)などがあります。
Interest(興味):あなたを知ってもらったら、次にあなたを好きになってもらうんです。大会であったら挨拶&会話をする。なかなか会えない距離の人であればSMSでコミュニケーションを絶やさない。出張や大会で近くに行ったら顔を出す。有益な情報発信(Darts以外のことでもOK)をする。
Share(共有):最近はSMSをやっている人が多いのであなたが何か行動をとれば、あなたの友人や関係者はシェアしてくれます。そうなるともっとあなたを知る人がどんどん増えます。私もBlogを書き始めてから、たくさんの人に『Blog読んでます』と声をかけられることが増えました。
Accept(受容):シェアされるようになり、あなたと直接会ったことがない人があなたに共感をし始めると大きな力になります。例えばミックさんのFacebookページではミックさんが直接会ったことのない人も『いいね』をしてミックさんの情報を見てくれています。
ミックさんと直接会話をしていないのに『ファンです』とか『応援しています』ってファンの方もいて、そういうのってすごくと思いませんか?
Spread(拡散):目指すはここです。SMSのおかけで受容してくれた人はミックさんの情報をどんどんシェアしてくれます。新しいバレルやフライトなどのグッズ情報や大会やイベント情報も情報は拡散していくので、ミックさんの情報が目に触れる機会が増えます。
ここまでになるとスポンサー探しもずいぶんとやりやすくなります。
Activate(活性化):拡散がされるようになると企業側の目につきやすくなります。企業からの印象が『一選手から獲得したい選手』になるという感じです。
『スポンサーを獲得するために』
何もしないでスポンサー対象して興味を持ってもらうには、好成績を残す・全国規模で人気がある・抜群のルックスがあるなどの大きな武器が必要になります。・・・ただし、そういう人は少ないので、地道に・・・あなたを売り込んでいきましょう。
Attention(認知):これは簡単です。あなたが使っているメーカー(スポンサーについてもらいたい)のブースによく顔を出す。すでにそのメーカーのスポンサーがついている選手(友達)に紹介してもらう。ここで重要なのは『スポンサーになってください』を前面に出さないこと。まずは知ってもらうこと。例えば『○○モデル使ってるんです。』『今年から参戦しているんです』『新商品の○○いいですよね~』って感じです。一回紹介してもらえば『○○大会であった△△です』って何回も挨拶に行く。Interest(興味):相手があなたの名前と顔が一致するようになったら試合を見てもらえる可能性が高くなります。例えば自社のスポンサード選手が近くで試合をしているなど(直対で勝つとすごく印象に残ります)。
選手として会話をできるようになったら思い切って『スポンサー契約の候補選手にしてください』『私は○○が貢献できます。』や『この大会で○○位以上になったら考えてください』と条件を付けてみるのはどうでしょうか。
Serch(検索):この段階になると企業はあなたの戦績・人となりなどを見るようになります。普段の行動が見られるので気を付けるようにしましょう。
Action(行動):ここから契約契約交渉が始まる感じですね。まだまだ無名であれば基本は企業の条件に対してYES/NOの二択になると思いますが・・・譲れない部分は事前に決めておいて先方に伝えましょう。
Share(共有):Darts業界はすごく狭いです。悪い噂はあっという間に回るそうです・・・私の耳にもミックさん以外から、なぜか色々と入ってきます。ただ逆にいい噂も広まりやすいのでメーカー間のつながりが強い企業から『○○さんとこ紹介するよ』『××さんから話聞いたんだけど』ってなる可能性もあります。
まとめ
まずは、自分のことを知ってもらう!スポンサー候補だけでなく、一般(ファン)の人にも、もちろんほかのProPlayerにも!企業が『誰かいい選手がいないかなぁ』ってなった時に自社スポンサードしている選手に聞くこともあるみたいですよ。
知ってもらえるために何ができるのか?ってことを考えるのが重要。
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