コーチングや他競技のメンタルについて知りたくてやったことのないスポーツ関連の書籍も読むようにしています。今はシンクロナイズドスイミングの元日本代表ヘッドコーチの井村雅代さんの書籍を読んでいます。
もともと日本代表のヘッドコーチをしていたのですが、突然中国代表のヘッドコーチに就任してメディアにいろいろとネガティブなことを書かれていましたよね~
書籍を読むまでは私が知っているのでそのくらいでした・・・TVで顔は見たことあったんですけど、名前も知らなかったんです・・・
超絶スパルタ指導方法と考え方!!でも・・・
めちゃくちゃ共感できることだらけです。プロとして大成したい人!世界を舞台に活躍したい人は必読です。三冊とも超おすすめです。なぜ結果を出せるのですか?の問いに
『結果を決めているから』と回答。先に結果を決めればそこに到達するまでに何が足りなくて何が必要かが分かる。チェックポイントいくつか設けてきちんと到達しているか確認をする。到達していないときは到達できるまで練習をする。チームワークという言葉ほど手抜きの人間を生み出す言葉はない
チームはあなたの短所・失敗をカバーしてくれます。だけどそれは甘えである。あなた自身が全力で100%を出し切ることが重要。チームメイトは関係ないと。『レベルの低い絆は傷の舐め合い』とまで言っています・・・確かに初めから周りのフォローありきではない気がします。アリのように二十四時間働きトンボのように複眼で物を見る。
オリンピックで金メダルを取るには1日24時間練習をする志が必要。時間を見ず、ひたすら何かに打ち込んだ経験がなければ一流になれないと。さらに複眼のように広い視野を持っていろいろな方向から世界を見ることができれば、見えなかったものが見えてくると。全面共感ですね。ダーツを投げるとき以外もダーツが上手く強くなる行動が必要です。それがないと一発屋や鳴かず飛ばずで終わってしまう・・・ほかの超一流スポーツ選手は、普段の行動からそのスポーツのことをずっと考えています。
叱る時は『三点セット』で叱る
①選手の悪いところをはっきりと指摘する。遠まわしでは、ダメなんですって。それでは伝わらないと。
②必ず悪いところを直す方法を伝える。
うまく伝わらないときは、表現を変えたり方法を変えたり工夫が必要と。
③直せたかどうか確認する。
直るまで絶対にやめない。妥協はしない。それが結局選手のためになると。
もっとたくさんあるけれど・・・
仮にも国の代表に対して『ヘタクソすぎる』『練習すらできないレベル』など辛辣な言葉を使いますが、コーチ就任期間はすべてを選手のために、チームのために心も体も頭も使っています。そんなエピソードもたくさん書いてあります。ここまでシンクロが好き・人を育てるのが好きって人はなかなかいないと思います。
日本が銀メダルを取っても満足できず、日本のシンクロを世界に広めるために中国までいっちゃんですから!しかも中国でもメダルを獲得している・・・
本当にすごい人!!ほかの書籍も読んでみよう!
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