なぜいつもは気にならないことが気になってしまうのか?

普段なら、全く気にならないのに試合になると気になることってありませんか?しかもいつもではなくて、たまに気にってしまうんです。
光・音・動き・風・台の傾き・暑さ・寒さ・言葉・対戦相手・審判・スコアラー・観客・コントローム・隣の台の選手たちなどなど数え上げればキリがありません。気にならない環境で試合ができればベストなんでしょうけど、絶対の全てがベストの会場は絶対にありえません。あなたが環境をコントロールをすることはできないので、環境を理由にイライラしてダーツが入らなくなるのは本当にもったいないと思いませんか?あなたがコントロールできるのは、あなただけです。これを忘れないようにしましょう。

ベストの環境じゃないのが気になるのは悪いこと?

気になることは悪いことではないです。本気で取り組んできて、お金をかけてきて、お金を稼ぎに、名誉を得にきているんだから気にならないわけがないんですから!気になることが悪いのではなく、そのことに心が捕らわれるのが悪いんです!!!
気になっちゃったのは、しょうがないので気になったことに気づき、いち早くあなたの心を解放しましょう。

捕らわれた心はどうやって解放するのか?

私は2つ方法があると考えていて、1つ目は切り替えるキッカケ(ルール)を決めておく。2つ目は今の心の状態を客観視する。です

切り替えるキッカケ(ルール)を決めておく

ルーティンもそうなのですが、それとは別に『これをやったら心を落ち着ける』って決めたルールを作るんです。
試合中に他ごとに心が捕らわれていると感じたら、下を向いて目を閉じて『今に集中している。今に集中している。今に集中している』と呟くとか、会場の〇〇を見つめるとか、フライトの色を変えてみるとか。変わるかどうかではなく、変わると言い聞かせ、普段からその行動を実行するんです。合わなければ変えればいいし、何をやってもOKです。

今の心の状態を客観視する

自分を客観視することを心理学用語でメタ認知と言います。客観視できる人は自分の心のコントロールする力が高いんです。
客観視するには、心の状態を実況中継するのがいいんです。あなたの心を捕えていることについて外から別人がそのことについて語るんです。W杯のアナウンサーのように語るものもいいでしょう!ナレーターのように淡々とした語り口調もいいでしょう。
とにかく外からあなたを見ている人があなたについて話をするイメージです。

未来の育て方的なまとめ

あなたが心を捕らわれている出来事は、すべての人の心を捕らえることでないと思います。隣の台の人は気にならなかったり、対戦相手は気にしてなかったりします。ということはあなたが、勝手に意味づけをしているだけなんです。
あなたの心次第で、捕らわれた心を取り戻すことができるので、試しに、キッカケ作りと実況中継をしてみませんか?

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