メンタルトレーニング_STEP2-2_サイキングアップ

前回ゾーンについて話をしました。

スポーツ心理学の観点からいくとゾーンに入るには適度な緊張、興奮と適度なリラックスが必要になります。

そのバランスを、選手自ら調整していきます。
まずはテンションをあげる方法サイキングアップについて
試合や練習に向けてテンションが上がらないことってよくあると思います。
今日はなんだかノリが悪いなぁ〜、気分が乗らないなぁ、明日でもいいかなぁってなりますよね。

サイキングアップはそんな時にテンションを上げるためにやります。

例えば、円陣を組む、大きな声を出す、軽快な音楽を聴く、身体を激しく動かす、呼吸法、姿勢の修正などあります。

柔道・ボクシングなどは入場の時によく自分の身体を叩いてますよね。
試合前に『よしっ!!』『やるぞ!!』なんかいうのもそうですね。
あと、ラグビーニュージーランド代表で有名なハカ❕❕
マオリ族の戦士が戦いの前に、手を叩き足を踏み鳴らし自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞踊なんですって。
ニュージーランドでは一般的な舞踊で冠婚葬祭でも踊るみたいですよ。
結婚式のハカはフラッシュモブみたいで楽しそう!!

色んなハカが見れますよ。
私が好きな結婚式のハカ


練習に気持ちがのらない時はサイキングアップをしてみるのはどうでしょう。

簡単にできる、呼吸と姿勢

個人的にすごくおすすめは呼吸と姿勢です。
Dartsはどちらかと言うと、格闘技などと違って落ち着いているほうがよいと思います。
なのでハカは、やりすぎ・・・です。すごくカッコよくて死ぬまでに一度みたいです。。。
呼吸と姿勢はいつでもできるしお手軽です。
呼吸は『短く強い呼吸を連続』でやります。
『はっ!はっ!はっ!』って感じです。
これをやることに交感神経が刺激されてきます。
姿勢は背筋を伸ばして上を向いて自信に満ち溢れた気持ちになってください。
これだけで十分です。
姿勢を正すとそれだけで気分が上がります。

緊張は敵じゃないんです。

緊張を辞書で調べてみると。
  1. 心やからだが引き締まること。慣れない物事などに直面して、心が張りつめてからだがかたくなること。「―をほぐす」「―した面もち」
  2. 相互の関係が悪くなり、争いの起こりそうな状態であること。「―が高まる」「―する国際情勢」
  3. 生理学で、筋肉や腱 (けん) が一定の収縮状態を持続していること。
  4. 心理学で、ある行動への準備や、これから起こる現象・状況などを待ち受ける心の状態。
一般的に試合中の緊張は1の後半を指すと思います。
でも4を見てください、準備、待ち受ける個々の状態です。
これから試合をする為の準備を心がしているのです。
こうやって考えると緊張もポジティブに捉えられると思いませんか?
緊張は敵だと思っている人はまずは、敵じゃない、戦うには必要な感情なんだと認識を変えてみましょう。
次回はリラクゼーションについて書きます。


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